1964-12-17 第47回国会 参議院 建設委員会 第2号
○村上義一君 私も、せんだって短時間ではありましたが、拝見に参ったものであります。とにかく非常に無理だ、あすこでは。いまこれを若干広げられたところで、もう間もなく、先刻お話がありましたごとく、また、何とか方法を講じなければならぬということになることは明らかだと思うのであります。金精峠も間もなく開通されますし、そうして沼田のほうに連絡するということになれば、非常に車が多くなると私は思うのです。一般の道路
○村上義一君 私も、せんだって短時間ではありましたが、拝見に参ったものであります。とにかく非常に無理だ、あすこでは。いまこれを若干広げられたところで、もう間もなく、先刻お話がありましたごとく、また、何とか方法を講じなければならぬということになることは明らかだと思うのであります。金精峠も間もなく開通されますし、そうして沼田のほうに連絡するということになれば、非常に車が多くなると私は思うのです。一般の道路
○村上義一君 これは私が拝見しまして感想を交えて申し上げたいのですが、要綱の施行について第二というやつで、先刻も田中委員から問題にされました「従来一部において行なわれてきた」不明確な措置は、今後とらない。それはごて得ということは解消しなければならぬと思うのですが、精神損失に対する補償というようなものも、これは例示的に書いてあるのだと思うのですが、これなんかは、ある場合には私は必要だと思っておる。
○村上義一君 そういう前提に立ちますと、私、ちょっと気になりますことは、北陸六都市と、名古屋を初め伊勢湾沿岸の各工業地帯、この関係が相当ひんぱんなものがあるように考えられます。琵琶湖の西側を通る場合に、この名古屋方面と北陸方面とを結ぶ道路は、ぜひ必要なんじゃないかというふうに考えますから、お尋ねするのでありますが、そのときには何らか関ケ原のインタチェンジと本線とを結びつけるような路線をお考えになっているかどうか
○村上義一君 提案者にお尋ねしたいと思います。ただいまも質疑応答がありましたごとく、本法案は新潟、大津を発着点にいたしております。そうして富山、金沢、福井の二市の付近を通過するということに相なっております。この形態でいきますと、ことに福井——大津間はショート・カットである。琵琶湖の西側を通る計画じゃないかと思うのですが、いかがでございましょうか。
○村上義一君 私は水資源の総合的の開発、また水源の保全涵養並びに水利用の高度化の緊要なる点にかんがみまして、原則的にこの両法案に賛成の意を表するものであります。 しかし本案審議にあたりまして申し述べましたとおり、両法案は下流の水利用府県の利益充足にのみ重点を置いて、これによってこうむる水源地域の被害や不安を除去することにつきましては、修正案においてもなお不明確であり、水源地域の住民の不安、不満ははなはだ
○村上義一君 ただいまの長官の御意見、もとよりそうなくちゃならぬと思うのですが、それが具体化されておらぬ、こういう点に上流地域の不安があると私は思うのであります。 これは一例でありますが、淀川水系に対する琵琶湖の関係のごとき、午前中にも谷口知事からの参考意見の開陳があったのであります。この琵琶湖の水をどういう程度に利用せられるかということは、基本計画が立たぬければこれはわからない話でございます。しかしいろいろ
○村上義一君 しかし今長官のお説ではありまするが、とにかくこの水資源を開発するということになっていけば、ますます大都市に人口も集中し工場も集中するということになることは、これは明瞭だと思うのであります。ただいま、その分はとにかくとしまして、いわゆる後進地域に対しては別途に考えるというお話がありましたが、衆議院における審議の段階におきましても、その点に触れてかなり各種の論議が行なわれたように承知しております
○村上義一君 現内閣は所得倍増ということを基本にして、同時に後進地域の開発とかあるいは地域格差の是正という政策を掲げ、国民に約束をしておられる。しかるにこの水資源関係両法案はマンモス都市の水不足の行き詰まりを打開して、同時に今後もここに工場を集中し、人口吸収を誘する、そうしてその結果は過大都市の異常なる膨張をさらに助長する、という施策を実行せんとするものであると思われるのであります。これは根本問題でありますが
○村上義一君 練達たんのうの田中委員のお説ではありますけれども、現に法案が出て、それが審議がまだ未済だという段階においては、私は、審議が終わるまで保留をするというほんとうの保留ですね、そういう処置をとるのがほんとうだと思う。
○村上義一君 これは紹介者として簡単に申しますが、前の二案もこの案もみな奥村悦造氏から出ております。これは県会議長であり、同時に琵琶湖水政審議会なり、あるいは琵琶湖総合開発計画委員会なんかの会長及び委員長を兼ねております関係上、同一名で出ておるのであります。この十三号につきましては具体的に書いてありまするが、実質は八号、九号の趣旨とほとんど同様であります。これは今私の考えとしては修正希望の意見でありますが
○村上義一君 詳細なことはわかりませんが、とにかく人件費が明らかに予算に現われてこなければならぬと思うので、それには部長職の人件費、また部に少なくとも二課を設置する必要があろうかと私はそんたくしておるのであります。建設省当局におかれて、あるいは三課、四課置く必要があるという御見解ならば別であります。それにしても部長一人、課長一人の増員、また課員の増員も、勢い事業が広範、複雑になっていきます関係上、増員
○村上義一君 ただいまの御質問にお答えしまするが、御承知の通り、建設省設置法の一部改正法律案が現に衆議院の内閣委員会で審議継続しておる次第であります。この政府案によりますと、建政局のみが設置せられるということに相なっております。これにつきましては、前刻も大臣がお話のごとく、二本建で進んだのであるが、建政局については大蔵省、特に行政管理庁その他の賛成を得たが、ついに砂防部については賛成を得ることができなかった
○村上義一君 私は、ただいま小山委員の御質疑に対して建設大臣から信念の御発表がありましたが、これに関連してのことでありますが、この砂防事業の機構拡充に関する決議案を提案して、皆様の御賛同をお願いしたいと思うのであります。 まずもって決議案を朗読いたします。 砂防事業の機構拡充に関する決議案 砂防事業の緊急かつ重要性にかんがみ、本委員会は機構の拡大と事業量の増大の促進について再度決議し、政府
○村上義一君 關連して。今のことはよくわかったのですが、今度はとても乗っからぬということで、必ずしもそこに居住することを希望しない、放棄していくという場合に対処する道はどういう道がありますか。金をくれるということならば、その金はどういうことになりますか。
○村上義君 ただいま専門員からの説明で大体尽きておりますが、要は現在の国道八号線なるものが、一号線から草津で分岐しまして、そうして北陸へ行っておることは御承知の通りであります。その琵琶湖の西側を通っておる線なんでありますが、それは大洋で一号線から分岐して、そうして敦賀で八号線に合致しておる。ところがこの経路が八線よりも近いのです。そうして人家も比較的に少ないという関係で、北陸六都市と、そうして京阪神
○村上義一君 河川局長にお尋ねしますが、今調査中というお話ですが、これは相当調査も厄介だと思いますが、いつごろまでに大体結論を得られるお見込みでしょうか。見込みが立っておったらば知らせていただきたい。
○村上義一君 私は、昨年惹起しました各県下の大災害、また一昨年の静岡県下の大災害、特に天野川、日野川、狩野川、草野川等の現地の状況をつぶさに観察しまして、従来私が抱いておりました、治水の要締は砂防にありという信念の正しいということを再確認をしておるのであります。従って私は七月十五日に開催せられましたこの建設委員会で、このことを申し上げて、治水事業十カ年計画策定にあたっては、大臣を初め関係当局の格段なる
○村上義一君 ただいま、案の一ページにあります第一の一、実施目標について、砂防事業と十分な連繋のもとにという趣旨は、かつての内務・農林両次官命による依命通牒の趣旨だと、あれを厳守していくんだという御説明を伺いました。これは昭和三年に閣議の決定があったと記憶します。しかし、それでもさらにこれを明確ならしめるために、両省間に協議を重ねられて、そうして両次官の依命通牒は昭和四年の十二月に、さらに重ねて閣議
○村上義一君 ちょっと内村委員の質問に関連して一ページに書いてあります「事業の実施目標」、この中に「砂防事業と十分な連繋のもとに、」とただ抽象的に書いてあるのですが、この意味は昭和四年に当時の内務省、農林省共同で非常に詳細な調査検討をせられて、そうしていわゆる治山関係の分野、そうして内務省所管の砂防の分野とを区分するという明確な書類ができまして、そして閣議を経て両次官名で全国管下一般に依命通牒せられておるわけであります
○村上義一君 ただいま砂防問題について内村委員、田中委員からよくお話になりました。また大臣からも、ただいま砂防の重要性についてお話がありましたので、多くを述べる必要はないのてありますから、簡単に申し上げたいと思うのですが、私は治水の要諦は砂防にありという信念を持っております。で、私しろうとであって、かかる信念を持つに至りましたゆえんは、建設委員として河川の水源地を見て歩いたという以外に、個人としてかなり
○村上義一君 国土の保全開発と国民生活の安定向上のために、治水特別会計法案とともに、この画期的な立法である治山治水緊急措置法案を策定せられましたことは、深く敬意を表するとともに、私は本案に賛成の意を表するものであります。また、本法運用の見地におきまして、田中委員から提出せられた決議案にも、もとより賛成の意を表するものであります。 私はこの際、一、二の希望をなお付したいのでありますが、第一は、第四条
○村上義一君 そういう場合に、もしその店舗を持っておる人が、他にかわる、この機会に転居するというような場合に、やはり店舗に対する営業権とかいった、とにかく一種の補償ですね、こういうものを要求するかと思うのですが、これらは、やはりこの事業経営者の話し合いに一任すると、こういう基礎に、この法案は立っているのですか。
○村上義一君 そうすると、そういう場合には、このあとに作られる健全な住宅の一階をまた店舗に充当して、二階以上の上層部を住宅にするとかいっような構造を予定しておられるのですか。
○村上義一君 ちょっと簡単なことでありますが、現在のいわゆる不良住宅地として指定する場所で、住宅ばかりでなしに、若干裏町通りでも、零細な小売業者、小売店を出して、生計費の一部を補給しておるというようなことも想像されるのですが、そういうところでも、今の不良住宅が密集して、環境が非常に劣悪だというようなところは、これは、やはり指定されるのだろうと思うのです。 で、その趣旨が第二条の四項の不良住宅の定義
○村上義一君 ちょっとお尋ねするのですが、治水特別会計の方十条の一項の繰越明許費要求書というのは、私よく内容がわからぬのですが、これはどういった内容の書類でございますか。
○村上義一君 私は緑風会を代表しまして、本法案に賛成の意見を述べたいと思います。 東京都内の自動車交通のコンフユージヨンはもう今日極度に達しておると言っても過言ではないと思うのであります。もう数年たてばいかんともしがたい状態に追い込まれるということも明瞭であります。で、この緩和策としましては、現在の街路以外に高速道路を作るということ以外に方法はないと思うのであります。また、この高速道路を建設し、運営
○村上義一君 政府は、道路整備による自動車の受益という問題を非常に大きく考えておられるようですが、これについて私は納得いかないのでありまして、もちろん、この五ヵ年計画を三回も繰り返して行なった暁には、相当の受益があると思うのです。現在では、建設当局の示されておりますごとく、わずかに七%の整備ができているにすぎない。そうしてこれを実行しますについては、とにかくその間掘り返したり、とにかく工事遂行のために
○村上義一君 ただいまの御説明は、自家用車についての問題としては若干首肯し得ると思うのでありますが、営業関係のものについては、すなわちその分量が多かろうと少なかろうと、国民全体として、物資にかぶってくる関係は、これはそれに正比例するのであります。結局、営業車については、ただいまの御説明はどうも通ならいように思うのであります。まあ、時間も相当たっておりまするし、その問題は、今半面を御説明になったと私は
○村上義一君 昨日の参考人各位の公述は、建設委員会や本会議のために傍聴することができず、まことに遺憾でありましたが、本法案を衆議院で審議せられまして以来の質疑応答を拝承しますると、どうも今回一キロリッター当り五千五百円税を上げるということについては、どうしても納得がいかないのであります。従って、二、三点についてお伺いをしたいと思うのでありますが、まず、日本の揮発油税は、英仏等に比較して、アメリカを除
○村上義一君 完成したのですか。
○村上義一君 そうすると、三十三年度に補助費が二千万円、事業費として六千万円計上してあるわけですが、これは廃止になったのですか。また途中で中止になったのですか。
○村上義一君 ちょっとお尋ねいたしますが、八ページの公園事業費の中で、京都国際文化という項目がありますが、これは会館建設費でございますか。
○村上義一君 前刻来、いろいろ質疑があり、また、政務次官初め各位から御意見も伺いました。 現段階におきましては、非常な熱意をもって復活に努力せられるということに期待を持つ以外にはないのでありますがただ特に砂防費について一言私、希望を申し述べておきたいと思うのですが、私どもは、各地の水源地を視察いたしまして、その実情を見て、どうしても治水の要諦は砂防にあるという考えを、かたく持ったような次第であります
○村上義一君 これは山本局長にお伺いするのですが、先刻工業用の地下水の話が出ておりました。私お尋ねするのは新潟の問題なんです。これは地下水問題でなしに、原因がほかにあるということは通説のようでございます。とにかくその原因については、県当局の方でも、あるいは新潟大学方面でも、あるいは今の工場経営者側の意見でもまちまちなんです。これは要するに権威ある調査がまだ素案が出ないためだと思うのであります。あるいは
○村上義一君 関連して。ただいま田中委員から御質問の、第九条に予定されておる政令の内容を盛り込むことはずいぶん困難なむつかしい問題だと私は思っております。これを作り方いかんによっては他に波及すると思いまするし、地主などば非常に九条の内容を眺めて甘い考えを持っておると思うのであります。従って、公団の現地機関または関係県当局、ずいぶん苦心をしていても、なお話がまとまらない。だから実地測量ができないというような
○村上義一君 ただいま問題になっております件は、石井委員からの御発言もありましたし、委員長及び理事会に一任したらどうかと私は思うのですが。